伝統の「ごまどうふ」を病院食に

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福井大学医学部附属病院は7月20日、地元特産の「ごまどうふ」を初めて入院患者の食事に提供しました。思わぬ伝統の味が献立に加わり、患者の評判は上々でした。
「ごまどうふ」は、栄養価が高く健康に良いとされており、昔から修行僧の精進料理としても食され、当院のある永平寺町の特産物となっている。しかし、絹こし豆腐等に比べ、コストがかさむこともあり、これまで病院食としては提供していませんでした。

今回、「ごまどうふ」を生産する地元業者の協力により、食事制限のない一般食の患者210名に対し試験的に提供しました。
患者からは、「ごまの風味がいい」「みそだれとよく合い美味しい」との感想が聞かれた。また、あとで実施したアンケートでも「なめらかで食べやすい」「美味しかった」「もう一度食べたい」との回答が多数寄せられ、大変好評でした。

同院では、アンケート結果を踏まえて、正月などの特別な機会をとらえ、これからも「ごまどうふ」を取り入れたいと考えています。

一般食に添えられた「ごまどうふ」(右上)

一般食に添えられた「ごまどうふ」(右上)

│ 2017年8月2日 │
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